元成田エクスプレス253系 長野電鉄2100系スノーモンキー乗車記Part2(2・3号車)
前回の更新から半年以上が経ってしまい,申し訳ありません...
修士研究,論文の作製,就職にともなう準備などで多忙で全く更新が出来ていませんでした。
今後は,定期的に更新してく予定です!!
今回は長野電鉄乗りつぶしの際に乗車したスノーモンキー乗車記の続きになります。
この記事では2・3号車の座席を紹介していきます!!
以前の記事はこちら↓
gakuchiku-maile-trip.hatenablog.com
長野で活躍!! 元成田エクスプレス253系 スノーモンキー乗車記 2・3号車編(長野 ⇔ 湯田中)
スノーモンキーの2・3号車
3号車側も「NER」と「SNOW MONKEY」の2つのロゴがありました。
2・3号車の車内
スノーモンキーの一般席については1号車と2・3号車でデザインが異なります。
そこで,今回は2・3号車の座席に乗車した内容について書いていきます!!
2・3号車の座席は真ん中を境に湯田中方面を向く座席と長野方面を向く座席になっています。
この座席は固定されているため,新幹線やJR特急のように座席の向きを回転させることができません!!(すっごく不便に感じました...)
そのため,2・3号車に乗る際は進行方向を気にして座る座席を決めたほうがよさそうです。
車両中央部分の座席はお見合い式になっています。
背面テーブルが使わないため,テーブルが設置されていますが3~4人で使用する場合には少し手狭なのでは?と筆者は感じました。
2・3号車の座席のデザインは1号車とほぼ同じですがヘッドレストの部分が1号車は一体型になっていましたが,2・3号車は分かれており少しでっぱりがある座席になっています。
また,この座席は向きが固定されている他にもリクライニングが出来ないという欠点もあります。(1号車との差がすごい)
ちなみに,湯田中駅の改札口にも座席の回転については中書きがされていました。
座席の背面側のデザインも1号車とは異なり,スーツケースのようなデザインとなっていました。
このデザインは筆者は初めて見たため,とても新鮮で良いデザインだと思いました。
背面テーブルは1号車のものと比べると一回り小さい気もしましたが,飲み物を置くくらいならば問題ありませんでした。
2・3号車の座席上の荷物スペースは1号車の新幹線などでみられるスタイルではなく,飛行機のようなスタイルになっていました。
荷物スペースを空けると↑のような感じです。
スーツケースのサイズによっては荷物スペースが閉じなくなるため,注意が必要です。
まとめ
スノーモンキーの1号車はリクライニング,座席回転可能
2・3号車はリクライニング,座席回転が不可能
また,座席上の荷物棚のデザインも1号車と2・3号車で異なる
元成田エクスプレス253系 長野電鉄2100系スノーモンキー乗車記Part1(1号車)
今年はコロナウイルスの影響で全く旅行ができていません
仕方がないことですが,早く今までのように旅行ができるようになってほしいものですね。
筆者も8月ごろまでは公共交通機関の利用は一切せず,家と研究室,最低限の買い物だけをして生活していました。
しかし,Go to トラベルキャンペーンも始まり旅行に行きたい気持ちが高まりましたが,さすがに県外へは行きたくないため身近な長野電鉄にひたすら乗る長電(長野電鉄の略称)乗りつぶしをしてきました!!
今回はその中でも長電で活躍するJR東日本の元成田エクスプレス253系が長電に譲渡され運行されているスノーモンキーの乗車記になります!
長野で活躍!! 元成田エクスプレス253系 スノーモンキー乗車記 1号車編(長野 ⇔ 湯田中)
長野電鉄(長電)とは?
長野電鉄は善光寺のある長野からスキー場のある志賀高原の玄関口で湯田中温泉のある湯田中を約30kmを結ぶ鉄道です。
長電は30km程度の路線ですが,特急の設定,さらに長野~善光寺口の区間は地下を走るという少し珍しい路線です。
また,特急列車には元ロマンスカーや元成田エクスプレスの車両,普通列車にも元東急や元東京メトロの車両が使用されており,関東圏を走っていた車両の第2の活躍の場にもなっています。
長電の特急について
長電には「A特急」「B特急」という2種類の特急種別が用いられています。
A特急とB特急の違いは停車駅の数です。それぞれの停車駅は以下になります。
また,特急利用料金は距離に関係なく100円ということで気軽に利用することができ,非常に使い勝手がよさそうです。
B特急:長野-市役所前-権堂-本郷-信濃吉田-朝陽-須坂-小布施-信州中野-湯田中
使用車両は元成田エクスプレスを利用した「スノーモンキー」と元ロマンスカーを利用した「ゆけむり」の2種類があります。
「スノーモンキー」に使用される元成田エクスプレスの2100系
「ゆけむり」に使用される元ロマンスカーの1000系
長電の時刻表には「A特急 ゆけむり」「A特急 スノーモンキー」「B特急 ゆけむり」「B特急 スノーモンキー」のような記載がされていたり,単にA特急,B特急と記載されていました。
いざ!!スノーモンキーに乗車!!
今回は特急にも追加料金なしで乗ることができる1日フリー乗車券を利用したため,複数回スノーモンキー車両に乗ることができました。
1日乗車券は大人2,070円なので長野~湯田中を往復利用する場合には元がとれます!!
さらに特急にも乗れるのでさらにお得だと思います。
切符は折りたたんで財布にもいれることができるサイズでした。
今回利用した1日フリー乗車券
長電には2編成の2100系が在籍しており,1編成は成田エクスプレスと同じ塗装,もう1編成は白を基調とした長電オリジナルデザインとなっています。
今回乗車したスノーモンキー2100系はオリジナルデザインの編成でした。
オリジナル塗装の2100系。前面は「NER」と「スノーモンキー」のロゴがありました。
側面には「SNOW MONKEY」の大きなロゴがありました。
また,1号車の行先表示は「特急 長野」とA特急,B特急の区別はなく,非常にシンプルでした。
3号車の行先表示は「B特急 長野」と「スノーモンキー」の表示だったため,号車によって表示に違いがあるようでした。
スノーモンキーの座席(1号車)
スノーモンキーの座席は基本的には成田エクスプレス時代とほぼ変わりません。
スノーモンキーには特急料金100円で乗れる座席と1,000円で利用可能な個室席があります。この個室席は成田エクスプレス時代のグリーン個室で1室しかありませんが,グループで旅行する際には非常に使い勝手がよいと思います。
スノーモンキーの一般席については1号車と2・3号車でデザインが異なります。
そこで,今回は1号車の座席に乗車した内容について書いていきます!!!
1号車の座席。2+2列の座席でヘッドカバーが赤なのが特徴的です。
1号車の座席はリクライニングを利用することが可能です。
座席には背面テーブルがと網ポケットが設置されています。
さらに足元も元特急列車ということで窮屈な感じはなく,足を伸ばすことができるくらいのスペースがありました。
座席の背面には「小布施堂 朱雀」のお知らせが書いてありました。
朱雀も今年はコロナの影響で今までとは異なった方法で提供されているようでした。
背面テーブルはJRの新幹線,特急同様のサイズで500mlペットボトルを置くことができ,さらに弁当などもおくことが出来るサイズでした。
窓のスペースに飲み物を置くとカーテンは閉めることはできませんでした。
しかし,カーテンを閉めないのであれば,窓のスペースにも飲み物を置くことは可能です。
座席上の荷物スペースも新幹線などに設置されているものと同じくらいのサイズでした。
元空港アクセス特急の成田エクスプレスということもあり,車両の端部には大きな荷物も置くことができる荷物スペースがありました。
長野電鉄の長野駅はJR長野駅の地下にあるので乗り換える際には注意が必要です。
2・3号車の座席についてはまた,後日に書きたいと思います!!
まとめ
長野電鉄には「A特急」「B特急」があり,特急用車両「スノーモンキー」「ゆけむり」がある。
スノーモンキーには元成田エクスプレス253系が使用されている。
1号車の座席は背面テーブルと網ポケットが設置され,リクライニング可能
最後に
今年(2020年)は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響で今までの日常生活とは異なる新しい生活になってきています。
そのため,筆者もマスクの着用やソーシャルディスタンスの徹底など感染対策を十分に行った上で,今回の旅行を実施しました。
今後の旅行も十分な感染対策を行った上で旅行を実施していきたいと思います。
近鉄特急の一般車両ACE 乗車記(近鉄名古屋 ⇒ 白子)
今回は前回のビスタカーに続き,三重県の所要のために行きに利用した近鉄特急の一般車両ACEの乗車記になります!!
前回の記事は ↓
gakuchiku-maile-trip.hatenablog.com
近鉄特急の一般車両(スタンダードタイプ)とは?
近鉄特急には行先などに応じて様々な車両が使用されています。
現時点で最も新しい特急車両は大阪難波~近鉄名古屋を結ぶ「ひのとり」です。
この他にも「しまかぜ」「伊勢志摩ライナー」「アーバンライナー」などあらゆる車両に名称が付き運転されています。
しかし,近鉄にはこの名称がつかない特急も数多く運転されており,それに使用されるのが特急の一般車両です。
ちなみに近鉄の公式HPで一般車両のことはスタンダードタイプとして紹介がされています。
今回乗車した22000系は愛称もついておりACE(エース)とも呼ばれています。
それではACEに乗って白子へ!!
地元が東海地方の筆者は高校の時などによく近鉄特急を利用していました。
しかし,大学進学後はあまり乗る機会もなく,久しぶりの利用でした。
そこで,あえて一般車両の特急列車を選択して利用してみました。
近鉄名古屋駅の特急列車は全て4,5番線から発着します。
しかし,5~10分おきに出発することもあるので乗り間違いをしないように注意が必要です。
今回は18:30発の大阪難波行きを利用しました。
この日の車両は22000系でした。
車両には写真のようなロゴもついていました。
近鉄特急はリニューアルが進められており,この日乗る車両もリニューアル後の車両だったので塗装が新しくなっていました。
そして行先表示もLEDとなっており,とても見やすかったです。
先頭車両はこんな感じです。
乗車した日は先頭車両を撮る時間がなかったため,後日に白子駅で撮影しました(笑)
座席は灰色のような感じで非常に落ち着いた印象を受けました。
座席には背面テーブル,ペットボトルホルダー,フットレスト,肘掛け内蔵テーブル,コンセントが設置されていました。
ここまで設備が充実しているのは非常にありがたいです。
筆者はあまりフットレストを使用しないのですが,せっかくなので使用してみました。
コンセントは網ポケットの上に設置されていました。
東海道新幹線の普通席では窓の下に設置されていますし,グリーン車でも肘掛けの部分に設置されているので,この部分にあるコンセントには少し驚きました。
肘掛け内蔵テーブルは少し小さめですが,用途に合わせてテーブルを使い分けることができそうでした。
まとめ
近鉄特急には名称がついている車両の他にスタンダードタイプの車両がある
22000系の愛称はACE
どの方面に向かう近鉄特急にも使用されている
設備は背面テーブルやフットレスト,ペットボトルホルダー,コンセントなどとても充実している
最後に
上の写真もスタンダードタイプの特急車両ですが,今回乗ったものより,後に登場した新型ACE 22600系です。
車内設備などはあまり違いはありませんが,先頭車両の形と塗装が若干異なっています。(新型ACEの方が若干丸みを帯びている感じです)
珍しい2階建て車両! 近鉄特急ビスタカー乗車記(白子 ⇒ 近鉄名古屋)
今回は三重県に所要で行った時の帰りに利用した近鉄特急のビスタカーに乗車したときのことについて書いていきたいと思います。
2階建て車両に乗車! 近鉄特急ビスタカー乗車記(白子 ⇒ 近鉄名古屋)
近鉄特急ビスタカーについて
近鉄には「アーバンライナー」「伊勢志摩ライナー」「しまかぜ」など様々な特急車両がありますがビスタカーは2階建て車両が連結されているのが特徴であり,2階は座席,1階は3~5人で利用できるグループ席となっています。
ちなみにビスタカーで運転される特急は近鉄の空席照会,または時刻表でビスタカーのマークがついているかどうかで判断することができます。
現在,近鉄特急は塗装変更が行われており,私が乗車したビスタカーも塗装変更後のものでした。
ビスタカーの先頭車両は近鉄特急の一般車両とあまり変わりませんが連結器そばの前面灯の形が少し特殊な形になっています。
ビスタカーは4両編成で中間2両が2階建て車両になっています。他の車両と異なり,2階建て車両のドアは車両中央部に1つだけ設置されています。
2階建て車両のドアの隣には行先表示と「VISTA CAR」のロゴマークがついていました。
ビスタカーで名古屋まで50分の移動!!
今回は白子駅から乗車します。
久しぶりの近鉄を利用するのであえてビスタカーを選んで利用しました。
この日は9:38発の特急に乗車しました。
座席は1人での利用だったので2階部分の座席を窓口で指定しました。
2階建て座席でも追加料金がかからないのでお得感があります。
座席の色は青を基調としたものでした。
ちなみに,赤を基調した座席の車両もあります。
座席の配置は2列+2列シートで他の特急と同じ配置でした。
車内は2階建てということもあり,多少は窮屈かなと思いましたがそこまで窮屈な印象は受けませんでした。
座席にはフットレスト,コンセントはありませんが,背面テーブルと肘掛け部分にサイドテーブルが設置されています。
また,リクライニングも利用することができます。
背面テーブルはペットボトルを置くスペースもあり,弁当を食べることも可能なサイズ感でした。
肘掛けに収納されているサイドテーブルはあまり大きくなく,ペットボトルを置けるスペースと切符2枚程度が置けるサイズ感でした。
1階部分のグループ席は青を基調としたソファのような座席に大きなテーブル,大きな窓が設置されています。
この座席は3~5人で利用することができるため,3人以上であれば窓口で指定することができます。さらに,追加料金もかからないので非常にお得です。
過去にこの座席を利用したことがありますが,とても広く半個室的な感じでグループでの利用には非常に向いていると感じました。
また,1階席からの眺めは他の列車の車窓とは異なるので,それもまた面白いです。
2階建て車両のドア付近には志摩スペイン村のマスコットキャラクターのぬいぐるみも置いてありました。
2階建て車両ですがキャリーケースも座席上に収納することもできました。
私のキャリーケースは3泊4日用ですが,無理なく収納できました。
2階から車窓は普段の列車より少し眺めが良かったです。
たまには2階からの車窓というのもありかもしれない。
まとめ
2階は座席,1階はグループ席で追加料金はかからないのでお得!
運行は空席照会,時刻表を確認すればOK
最後に
近鉄名古屋駅に到着後に少ししたら,賢島行きの「しまかぜ」が入線してきました。
しまかぜは座席も充実しており,グループ席も3種類ありカフェ車両もついているまさに移動を楽しむ列車です。
過去に何回も乗車しましたが,非常に快適だったことを覚えています。
博多~佐世保を結ぶ特急みどり に乗車(佐世保 ⇒ 博多)
今回は昨年夏休みの九州旅行で乗った783系の特急「みどり」 について書いていきます。
九州旅行関連の記事はこちら↓
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特急みどり に乗車!!(佐世保 ⇒ 博多)
特急みどりについて
特急みどりは博多~佐世保で運行されている特急列車です。車両にはハイパーサルーン車両である783系が使用されています。
また,一部の列車については博多~早岐間でハウステンボスに向かうハウステンボス号と併結して運転されます。
佐世保駅から!!
スタートはJR日本最西端の佐世保駅からです。
ちなみに日本最西端の鉄道駅は松浦鉄道の「たびら平戸口駅」です。
ただし鉄道でなければ,沖縄県のモノレール「ゆいレール」の「那覇空港駅」です。
13:42発の特急みどり18号に乗車します。
電光掲示板を見る感じでは博多方面への特急,ハウステンボスや長崎方面への列車が1時間に1本という感じでした。
特急みどりの貫通型の車両です。ハウステンボスと併結する際はこちら側に連結して運転されます。
こちらは非貫通型の車両です。
小さく「MIDORI EXPRESS」とJRとデザインされています。
車両の側面にも「MIDORI EXPRESS」と大きく描かれていました。
また,ハイパーサルーン車両ということで車両の真ん中にドアが設置されており,1車両につき2つ客室があります。
今回は自由席を利用しました。
ハイパーサルーン車両は客室が2つに分かれているためA室,B室と表示されていました。
8号車の自由席の座席。
座席は床から一段上がったところに設置されていました。
座席には背面テーブルとフットレストが設置されていました。
今回は一番端の全面展望が見れる座席を利用しました。
テーブルは背面テーブルと比較するとだいぶ小さいものが設置されていました。
座席からの眺めはこのような感じでした。
座席からはハウステンボス号とのすれ違いも見ることができました。
ハウステンボス号にも783系が使用されていますが,外観のデザインはオレンジを基調としたデザインでした。
先頭からの景色を自由席から楽しむことができるのは非常によいと感じました。
まとめ
特急みどりは博多~佐世保を約2時間で結ぶ特急列車
使用される車両は珍しいハイパーサルーン車両
みどりに乗車する際は自由席でも全面展望が楽しめる