北陸本線 特急サンダーバード号 683系 グリーン車乗車記(金沢⇒大阪)

今回は北陸本線の代表的な特急サンダーバードグリーン車乗車記について、書いていきます。

683系 特急サンダーバード4号 グリーン車乗車記(金沢 ⇒ 大阪)

特急サンダーバードとは?

特急サンダーバードは大阪~金沢・和倉温泉を結ぶ特急列車です。

昔は富山まで運転されていましたが、2015年の北陸新幹線 金沢延伸により、サンダーバードの運転区間も金沢までとなりました。

また、1日1往復は金沢より先の和倉温泉まで運転されています。

使用される車両は683系、681系であり、共通運用となっているため、どの編成が運転されるかは当日までわかりません。

2024年3月16日には北陸新幹線福井県敦賀駅まで延伸されるため、サンダーバードの運転区間敦賀までとなり、さらに短縮される予定です。

 

金沢駅からスタート

朝6時前の鼓門は人が少なめです。

 

今回は金沢駅6:07発のサンダーバード4号に乗車します。

サンダーバードは全列車が福井、京都、新大阪に停車しますが、それ以外は列車ごとに停車する駅が異なるため、乗車するときは注意が必要です。

サンダーバード4号はサンダーバードの中で最も多くの駅に停車し、所要時間が一番長い列車です。

 

金沢駅サンダーバードが見れるのもあと少しです。

 

サンダーバードの青い愛称幕。

 

車両側面にはサンダーバードのシンボルマークが描かれています。

 

今回乗車するグリーン車の車内。

1号車がグリーン車となっており、大阪行きでは最後尾がグリーン車になります。

また、グリーン車は2+1列のシート構成になっています。

普通車とは異なり、グリーン車は非常に落ち着いている雰囲気を感じます。

 

今回は最後尾の1番C席を予約しました。

重厚感があり、座り心地がよさそうな座席になっています。

 

2人席はこんな感じ。

 

グリーン車の前座席の背面には普通車のような、テーブルは設置されていません。

 

 

グリーン車にはフットレストが設置されています。(↑は土足用の面)

 

↑のようにフットレストを裏返すと靴を脱いで使用する面があります。

 

テーブルはひじ掛け部分に収納されています。

普通席のテーブルと比較すると奥行が少し短い気がしますが、筆者は特に気になりませんでした。

 

テーブルは折りたたんで使用することも可能です。

ドリンクフォルダーも設置されているため、飲み物だけ置きたい場合にはちょうど良い設備です。

 

グリーン車にはコンセントが設置されています。

 

ブランケットも常備されています。

寒い時や睡眠時には重宝します。

 

ブランケットは出入り口付近の荷物棚に置いてありました。

 

北陸本線の車窓

車窓からは北陸新幹線の延伸区間を確認することができました。

24年3月16日に金沢~敦賀間が開業し、今区間を新幹線が走ることになります。

 

敦賀駅を発車し、湖西線を走行時には琵琶湖を眺めることができました。

 

金沢駅を出発して3時間後、大阪駅に到着しました。

到着後、先頭車両まで移動してみると、増結されていた3両は旧塗装となっていました。

 

併結箇所を見てみると、デザインの違いを確認できます。

新塗装は黒が映えるデザインとなっています。

 

旧塗装のサンダーバードのシンボルマークはこんな感じです。

新塗装と比べるととてもシンプルです。

 

まとめ

サンダーバードは大阪~金沢・和倉温泉を結ぶ、特急列車

使用車両は681系、683系であり、運用は共通

グリーン車は重厚感があり、コンセントなどの設備も充実